■里山ウォーク「野草摘みと田んぼウォッチ」(入場者対象プログラム)
近隣の赤松集落にて田んぼ・畑・あぜみちのおもしろ不思議発見ウォークです。
里山は生き物や野草のおりなすおもしろ物語に溢れてるよ。
さあ、ボクと一緒にピクニックへ出かけよう!



山菜をみつけて収穫したり、田んぼに寄り道して生き物を観察。
約3.5km程度のガイド付里山ウォークです。食べられる野草をつんだり(春〜初夏)、おもしろ野草の田んぼや用水路で生き物観察をします。むかし地元の子どもたちが、授業終了後に分校からまっすぐに家路をたどらずに友達たちと日が暮れるまで道草をして駆け回った里山散策遊びです。

春:新しい命とロマンスの季節
水を入れる前の田んぼは、新しい生命の始まりにあふれています。
「レンゲのお花畑」
春の田んぼの風物詩
蜜を目当てに
チョウやミツバチが飛来
「誰にあげようかな?」
シロツメクサでリース作り


梅雨:食うか食われるか?昆虫の熾烈な争い
稲を食べる害虫のなかには、ジェット気流に乗って中国大陸から移動して来る昆虫もいます。迎え撃つのは我らがクモやカエル、トンボ、アメンボ、スズメたち。
田んぼのギャング
トビイロウンカ
稲の養分を吸い枯らす
ウンカによる稲の被害
ウンカも生きることに
一生懸命だ
ウンカを食べるカエル
食物連鎖には
生命のドラマが


夏:ホタルの光の夕べ
幼虫はエサのカワニナ貝がいなくては成長できず、土手に土のない場所ではもぐってさなぎになることができず、成虫になれたとしても、汚れた空気の場所では朝露が飲めず生きていけません。そんな繊細なホタルは豊かな自然のバロメーターです。
ホタルが灯すのは
未来への警告ランプ
でもあるかも。
エサとなるカワニナ貝
お酒のつまみに食べても
おいしい。きれいな川に住む
垂直な壁の用水路では、
幼虫は水から
這い上がれない


秋:収穫期の田んぼは赤トンボが乱舞!
トンボは暑さが実は苦手。夏は涼しい山に避暑に出かけ、秋が深まるにつれ山から下りてきます。その頃には体が赤くなり、収穫期の田んぼに彩りを加えます。
秋が深まるにつれ
体がオレンジから
赤色に変わる。
収穫は部落総出の
一大イベント。大地の神様と
太陽さん、今年もありがとう
「とんぼゲ〜ット!
すばしっこいトンボを
捕るのは面白いよ。

・・・そんな田んぼ・畑・あぜみちのおもしろ不思議発見ウォークです。
里山には、いろいろな生き物や植物たちがなんとか子孫を残そうと、知恵と工夫を凝らし短い一生を懸命に生きています。そんなドラマにあなたもふれてみませんか?地元農家のおばちゃんたちとの出会いもあるかも!?
日 程
春〜秋(ゴールデンウィーク・お盆期間はお休み)


コース・時間
■(S)ショートコース     午前 10:00発/午後13:00発(いずれも約2時間)

■(L)ロングコース(アウトドアでクッキングランチ付)
                10:00発 − 13:30解散(約3.5時間)


料 金
(S)大人1,500円 小人1,000円
(L)大人3,000円 小人2,000円
(別途入場料必要)

服 装
デイパック、採集物を入れる袋、帽子、タオルなど。

最小催行
2名以上。要事前予約


私が水先案内人です
「山と湖畔と田んぼに囲まれたのどかな田園風景を歩くだけでも気持ちいいものだよ!」